(1)産学連携クリエイター人材育成の必要性

 クリエイター人材(ゲーム業界・CG業界・アプリ業界等)は、急速な開発環境変化(スマートフォン等の出現)に伴い、コンテンツ数の拡大と共に人材不足が進んでいる。そのため業界では、近年人材の確保に苦労する状況が続いている。元々クリエイター系の業界では現場のクリエイターが開発環境の変化に追い付いて行くことで精一杯のため、新たなクリエイター育成に中々着手出来ない状況が続いていた。また、多くの若者が大学・専門学校で学びクリエイターを目指したが、教育業界がクリエイター業界情報を十分に理解できないまま教育することにより、クリエイター業界就職が叶わない状況が続いていた。
この様な背景から文部科学省生涯学習政策局では「文部科学省委託事業」を通じたゲーム・CG分野産学連携コンソーシアムを組織して「産学連携体制」を企画・検討してきた。産学連携による本格教育の必要性が急速に高まる中、ゲーム・CG分野では平成25年11月に「日本クリエイター育成協会」を設立し、本格的なクリエイター人材の「産学連携教育」がスタートした。

(2)WBCクリエイターカレッジの対象者

 不足するクリエイター人材を補うために、WBCクリエイターカレッジでは、下記の二つの人材を対象としてスキルアップを実施します。

【対 象 者】
□業界で働くクリエイター
 ■現役クリエイターで更なるスキルアップを目指す方
 ■クリエイター業界内の転職を目指す方
□ゲーム・CG分野大学・専門学校卒業予定者・卒業者
 ■新卒予定者でクリエイター業界未内定者
 ■既卒者でクリエイター業界未内定者

(3)WBCクリエイターカレッジの意義

 多くのクリエイターの方や、クリエイターを目指す若者にとって、「教育の機会」の提供が現状に即しては実施されていないため、クリエイター業界就職を断念し、他の仕事着く若い人材が多数存在します。この様な背景から新たな人材育成方法として、「働きながら学ぶ機会」を提供することにより、クリエイター業界にとって、即戦力となる人材を育成できることは重要な意味を持っています。「WBCクリエイターカレッジ」はこの機会を提供するもので、今後のクリエイター業界に大きな影響を与えるものです。また、「スキルアップ」のための学修先や「収入を得るため」の働き先も提供されるため安心して利用することが可能です。

(4)WBCクリエイターカレッジの対象職種(例)

 WBCクリエイターカレッジでは、下記に示すゲーム業界、CG業界、アプリ業界の職種に対応したスキルアップ学修を提供します。

□ゲーム会社
  ■ゲームプログラマー
  ■ゲームライブラリープログラマー
  ■システムプログラマー
  ■グラフィックプログラマー
  ■ゲームグラフィックデザイナー(2D)
■ゲームグラフィックデザイナー(3D)
  ■ゲームUIデザイナー
■ゲームモーションデザイナー     など
□CG・映像系会社
  ■グラフィックデザイナー(2D)
  ■グラフィックデザイナー(3D)
  ■モーションデザイナー
  ■グラフィックプログラマー      など
□アプリ開発系会社
  ■プログラマー
  ■グラフィックデザイナー(2D)
  ■グラフィックデザイナー(3D)    
  ■UIデザイナー           など

(5)WBCクリエイターカレッジ概要図

WBCクリエイターカレッジ概要図

2.ワーキングアンドカレッジ概要

(1)ワーキングアンドカレッジ基本コンセプト

 ワーキングアンドカレッジでは「午前学ぶ・午後働く」を基本コンセプトとして、社会人の学び直し、大学・専門学校未就職者のスキルアップ&働く機会を提供します。 どんな風に「午前学ぶ・午後働く」かの一例を下記に示します。

① 午前(1,2限)【学ぶ】

 □社会人スキルアップ
  ■新しい言語(C#,Objective-Cなど)を学ぶ
  ■新しいエンジン(Unity, Unreal Engine, Cocos2d-xなど)を学ぶ
  ■新しい3Dツール(Maya, ZBrushなど)を学ぶ
  ■3Dモーションを学ぶ
  ■グラフィック用プログラムを学ぶ        など
 □大学卒業者スキルアップ
  ■ゲームプログラミング
  ■ゲームグラフィックス
  ■エンジン開発
  ■3Dツール(Maya, 3DMax,ZBrushなど)を学ぶ   など
 □専門学校卒業者スキルアップ
  ■ゲームプログラミング
  ■ゲームグラフィックス
  ■エンジン開発
  ■3Dツール(Maya, ZBrushなど)を学ぶ      など

② 午後(13時以降)【働く】

 ・ゲーム会社でプログラマーとして働く
 ・ゲーム会社で2Dグラフィックデザイナーとして働く
 ・ゲーム会社で3Dグラフィックデザイナーとして働く
 ・CG会社で2Dグラフィックデザイナー働く
 ・CG会社で3Dグラフィックデザイナー働く
 ・アプリ会社でプログラマーとして働く
 ・アプリ会社で2Dグラフィックデザイナーとして働く
 ・アプリ会社で3Dグラフィックデザイナーとして働く  など
  注)「午後働き」始めるのは受講生とネクセンツ株式会社の話し合いで決定することが出来ます。

(2)ワーキングアンドカレッジの学修期間・学修内容

 ワーキングアンドカレッジでは必要なスキルアップのための「期間」や「学修内容」を色々と選択することが出来ます。

①学修期間の選択

 自分の現在のスキルを元に「午後働く」を提供するため、本人の希望を加味した学修期間を選択することが可能です。
【学修期間(例)】
 □直ぐに働きたい方       「最初」からワーキングアンドカレッジ
 □少し学修してから働きたい方  「一か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「二か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「三か月後」からワーキングアンドカレッジ
 □もっと学んでから働きたい方  「四か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「五か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「六か月後」からワーキングアンドカレッジ
 □しっかり学んでから働きたい方 「七か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「八か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「九か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「十か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「十一か月後」からワーキングアンドカレッジ
                 「一年後」からワーキングアンドカレッジ
 □基礎から学んでから働きたい方 「二年後」からワーキングアンドカレッジ

②学修内容の選択

 午前中の学修内容は申込み者各位の「現在のスキル」を確認し、本人の「希望するスキルアップ」内容をマッチングした後に決定します。
 学修内容(例)】
 □プログラム系
  ■一人でプログラミング(C++,C#、Objective-C、Javaなど)ができる
  ■ゲームアルゴリズムを理解して制作を実践できる
  ■ゲームエンジンを理解して制作を実践できる
  ■一人でシステムプログラムができる
  ■ライブラリープログラムを制作できる
  ■グラフィックプログラムを制作できる
  ■サウンドブログラムを制作できる
  ■グループによる制作を実践できる  など
 □グラフィックデザイン系
  ■アドビツールを理解し制作ができる
  ■オートディスクツールを理解し制作できる
  ■キャラクターモデリングが制作できる
  ■背景モデリングが制作できる
  ■オブジェクトモデリングが制作できる
  ■モーションデザインを制作できる
  ■グループによる制作が実践できる  など

(3)ワーキングアンドカレッジの入学

 ワーキングアンドカレッジでは原則として「学校法人中央情報学園 早稲田文理専門学校」に入学し専門学校デュアルシステムを利用することを前提としています。
  ※専門学校に入学することで、各種開発ツールは学生価格が適応される。

① 学修場所  早稲田文理専門学校内

          住所  東京都豊島区高田2-6-7

② 入学方法の選択

 ワーキングアンドカレッジを希望する方は自己の学修形態に合わせて下記の二種類の入学方法を選択できるものと致します。
 □正規生入学  1年間以上の正規学修を希望する方に適応する
          ※「修了証」を発行しスキルアップを認定
          ※2年以上の学修者には「卒業証」を発行
 □研修生入学  短期間(1カ月以上1年未満)の学修を希望する方に適応する
 ※入学は年間の規定試験日に合わせる(期中入学有り)

③ 入学試験の適応

 上記の入学対象者は下記の書類を提出し書類選考を受けると共に、指定日に「面接試験」を受けて後に入学を確定するものと致します。
【提出書類】
  ○入学願書
  ○前卒業校の成績表
  ○受験票・個人票
  ○写真(4枚)※書類貼り付け2枚とその他2枚

(4)ワーキングアンドカレッジの学費

 ワーキングアンドカレッジでは原則として「学校法人中央情報学園 早稲田文理専門学校」に入学を前提としているため下記の学費を納入してください。

①正規生学費(1年間以上を希望する方)

(ア)特別編入生(入学後直ちにワーキングアンドカレッジを適応する方)
年間学費 40万円 (月間約3.3万円)
(イ) 一般編入生(学修後にワーキングアンドカレッジを適応する方)
年間学費 60万円 (月間約5万円)

②研修生学費(1年間未満を希望する方)

(ア)学修期間1カ月未満   学費 20万円
  ※学修期間の1カ月はワーキングアンドカレッジを適応し、学修期間修了後は
  ネクセンツ株式会社の社員として働くものとする
(イ)学修期間3カ月未満   学費 40万円
  ※学修期間の3カ月はワーキングアンドカレッジを適応し、学修期間修了後は
  ネクセンツ株式会社の社員として働くものとする
(ウ)学修期間6カ月以上   学費 60万円
  ※学修期間の1年未満はワーキングアンドカレッジを適応し、学修期間修了後は
  ネクセンツ株式会社の社員として働くものとする

③その他費用等

(ア)学修の際には各自個人PCをご用意頂きご持参頂きます
(イ)教科書・教材等が別途実費として掛かります
  正規生年間実習費例)   年間 14万円程度を納入頂きます
  研修生期間実習費例)  教科書・ライセンス料等実費を納入頂きます

(5)ワーキングアンドカレッジの就労形態と契約

 ワーキングアンドカレッジでは原則として「ネクセンツ株式会社」に入社し、各位のスキルに合わせたクリエイター系企業に派遣にて従事します。

①就労形態  ネクセンツ株式会社(本社渋谷)に正社員入社とする

(ア)契約形態     正社員(特定人材派遣者)
(イ)基本給      月間 13万円 ~ 25万8千円程度
     ※個人スキルより異なりネクセンツより提示
(ウ)就労時間  
 【ワーキングアンドカレッジ期間】13時30分~19時30分
  ※派遣先により異なる
 【ワーキングアンドカレッジ修了後】派遣先により決定
 (エ)雇用保険・社会保険  有
 (オ)年間休日       120日 ※派遣先により異なる場合があります
 (カ)交通費        全額支給

②入社試験に必要な書類(ワーキングアンドカレッジ申込み時)

  □履歴書
  □業務経歴書又は最終学歴成績表
  □スキルチェック表(ネクセンツ株式会社指定)